ムジナモは、閉じ込み式(ワナ式)捕虫をする食虫植物です。捕虫器は、輪葉の先端に付いていて二枚貝のような形状をしています。通常は、開いていて内側に感覚毛があり、ミジンコなどが入り刺激を受けると1/100~1/50秒の速度で閉まります。
なお、一度目の刺激では閉まらず、複数回の刺激で反応します。その後、捕虫器がだんだん縮まっていき、消化酵素を出して獲物を分解し、養分として吸収します。(写真 ミジンコを捕獲し、閉じた捕虫葉)
自宅などで育てる場合、積極的に生きたミジンコを与えた方 が生育が良いことも知られています。