新栽培法 令和5年改訂版

    冬芽の違い

 冬芽の大きさは、個体によってまちまちですが、5mm以上になると翌年育ちが良いようです。

 3mm以下の小さい冬芽は、成長してもやはり小さなムジナモになり大きくなることは少ないようです。

 

令和4年度

栽培法を一部改定しました。ご活用ください。

令和3年度方針

 現在、宝蔵寺沼の生育状況は順調である。

 今後も、試験区域に放流し定着のための研究をする。

 栽培技術向上の情報提供・研行う。行う。

 

令和2年度 食害対策の状況

     魚類等の食害の状況

  現在、宝蔵寺沼においては、管理人や会員の定期的な捕獲作業により、ウシガエルのオタマジャクシやアメリカザリガニは少なくなっています。

 今年度は、9月までにオタマジャクシ708匹・アメリカザリガニ764匹・その他大型魚類(草食・雑食)を捕獲しました。

 カモ類も防鳥テープの効果で被害は少ないようです。     

 

 

令和元年の活動

  ムジナモの種子からの発芽の実践例

 

 昨年度から、何名かの会員により種子からのムジナモの発芽・生長の成功例が報告されるようになりました。

 今後、洪水等によるムジナモ流失も考えられますので、さらに研究実践を進めてまいります。

 

 

 

 

 

 

 

 

2月になりました。砂を使う方(Bの方法)は、そろそろ準備をお願いします。

ムジナモの育て方をまとめました。

さいたま水族館むじなも講座

  平成28年10月16日(日)さいたま水族館主催の、「むじなもを育ててみよう」講座の受講生が育てたムジナモ136株を宝蔵寺沼に放流しました。 

 本会では、講師派遣やムジナモの株の提供などを協力しています。

 講座についてはさいたま水族館へ 

アオミドロ除去の方法

 ムジナモ栽培の邪魔になるアオミドロを取り除く方法が、会員から報告されました。

 1,市販の「焼きミョウバン」を、容器の上から、パラパラと振りかける。

   色々な種類のアオミドロに効くそうです。

   アオミドロが弱るので、古歯ブラシなどで取り除きます。

 2,サクラや木イチゴなどの枯れ葉を入れたところ、アオミドロが消えた。

   まだ、数例ですが、確かに効果がありました。

   今後、どんな樹木の葉がよいのか、量的なことなど検証していきます。

ムジナモが弱ったときの対処法

 5月中旬、順調だったムジナモが、突然調子悪くなりました。

 先端が小さくなり、全体が茶色く枯れたようになってしまいました。

 原因として、線虫の被害も考えましたが、水の濁りが感じられたので、容器内の水をすべて入れ替え、一週間ほど、毎朝、水を足して、透明さを保つようにしました。

 その後は、濁らないように注意して水やりをしました。


  約2週間すると、緑色の新しい芽が伸び始め、8月現在、多少弱々しいですが、回復しています。

 分岐している株もあります。

 以前なら、あきらめた状況でしたが、はやめに水を入れ替えたことがよかったのかも知れません。

 水の濁りを感じたり、ムジナモが弱ってきたなと思ったときは、水の入れ替えをお試し下さい。

 

ムジナモの栽培例